ロンドンで行われた7月のヨーロッパ舌側矯正矯正歯科学会(ESLO)に指定されたカテゴリーとフォーマットに従って舌側矯正装置で治療を終えた5症例の資料を携えて参加してきました。
今回申請者11名のうち日本人は3名で、3名は無事Titular Membership(正会員)に合格し、喜びを分かち合いました。
この審査の前までは3症例を提出して合格したアクティブメンバーだったのですが、今回はその上位のメンバーシップに認定されたわけです。
1症例あたり40ページ以上にわたるファイルを英語で記入しなければいけないわけですが、資料を作成にあたって1ヶ月を要しました。仕上げた資料はノバに通って点検を受け、文章に磨きをかけてもらいました。
睡眠を削ったりもして打ち込んだ1ヶ月でした。これまで積み上げてきた臨床経験や知識を集約したまとめのようなものです。
日頃一人一人の患者さんを大切に仕上げるように心がけて来た努力がなければ、このような認定は受けられないものと考えています。
また、患者さんの矯正治療にたいする協力や理解があってこそ治療がうまく行くものだと思っています。感謝です。